相倉合掌造り集落散策 / 足型取り
4月17日(土)
【相倉合掌造り集落散策】
センターから約25分ほどで行ける世界遺産「相倉合掌造り集落」の見学に行きました。
茅葺の屋根や釘を1本も使わずにできている建物、約300年前から使用されていた道具などを見て、昔の人々の暮らしを学びました。見慣れない造りに「すごい…」と思わず声を出す人もいれば、道具を見て「使ってみたい」と声をあげている人もいました。
相倉合掌造り集落がある五箇山地方では、麦屋節、こきりこ節という民謡が有名です。
ここには、こきりこ節で使われる「ささら」という楽器が置かれていて、みんな手に取り音を鳴らしてみました。初めは苦戦していましたが、気づくと「音がなったよ、聞いてて!」と嬉しそうに話す姿がありました。
【足型取り】
1年間の成長を記録として残すために足型を取りました。
足に墨を付ける時や足を紙に乗せる時は、みんなドキドキの表情。自分の足型を見て「意外と私の足って小さいんだ」と話している人もいました。
山村留学の活動では歩くことを大切にしています。これから、山登りや農作業などの活動、遊びの中でたくさん足を使います。変化していく足型に、その頑張りを見て取ろうという取り組みです。
年間を通してたくさんの影響を受けながら、自分自身を変化させていく留学生。
足だけでなく、心も体もどのように変化していくのでしょう。
留学生のこれからの姿が、今からとても楽しみです。