金剛祭と親子の時間
土曜日の午前中は、学校の文化祭である金剛祭でした。次年度からは義務教育学校となることもあり、利賀小・中学校としては最後の文化祭。
恒例の民謡披露のために、朝は保護者や受け入れ家庭の方が集まってくださり、着付けから始まりました。
小・中学生一人一人が見せ場のある金剛祭。半年間の学習の成果が詰まった発表は見応え十分で、利賀を訪れた保護者も笑顔で観覧していました。
翌日は、地域づくり協議会が主催してくださり、来園していた保護者と一緒に食文化体験活動。地域のお母さんに教わりながら、栃餅・草餅・粟餅を皆でついて食べました。「粟餅ってどんな味かな?」と興味津々。
交代に杵を持ち、餅を搗きました。
力強い保護者の協力もあり、あっという間に出来上がり。
温かいうちに丸めていただきました。
「おいしい!」「もうお腹いっぱい…」と早めの昼食にお腹を膨らませてほっと一息。
親子で話し込んだり、兄弟姉妹と遊んだり、束の間の団らんを楽しんでいました。
午後は、鬼太鼓座の公演にお誘いいただき、観覧に行きました。迫力のある太鼓の音や、子どもも楽しめる工夫たっぷりの発表に皆引き込まれていました。観覧のあとは、大きな太鼓や様々な笛で体験・交流させていただく機会も。
「どのくらいの時間練習しているんですか」など質問もして、教えてもらっていました。
準備を頑張っていた金剛祭の本番に始まり、盛りだくさんの週末でしたが、保護者と過ごしたり太鼓に刺激を受けたりと、充実した時間になった様子。改めて気合の入った留学生もいるようで、「演目練習頑張らないと」「体調に気を付けよう」など声を掛け合っています。