河童の郷キャンプ
9月11日(土)・12日(日)
留学生がホームステイから戻ってきた11日から翌日にかけて、キャンプを行いました。
今回のキャンプ地は、百瀬川沿いにある「河童の郷」です。
お昼過ぎにキャンプ地に向かい、まずは久しぶりのテント設営から。「テント張るの早くなったよ!」と前回の経験を活かし、上手にできた様子でした。
寝床ができれば、次は3班に分かれて夕食作り。
ご飯を炊く班、ニジマス釣りと唐揚げ班、ラーメンと朝食用の味噌汁班の3班です。
「炊き込みご飯にしたい!」という声があったので、ご飯はにんじん・れんこん・しめじと一緒に炊き込みました。
火起こしにも飯盒での炊飯にも慣れてきた一同。他の2班がまだまだ夕食作りをしている中、早々とご飯を完成させていました。早く終わったので、鶏のから揚げ作りもお手伝い。「手がにんにくのにおいでくさいよ~」と笑い声を上げながら、にんにくの香りがほどよくきいた美味しい唐揚げを作りました。
ニジマス釣りと唐揚げ班は、河童の郷の池で飼育しているニジマスを釣りました。が、大きな笑い声を出したり、釣った喜びではしゃいだりしていた結果、ニジマスが逃げてしまい、釣れたニジマスは4,5匹どまり…。
留学生みんなの分を確保しなければならなかったので、水路に放流されていたニジマスを3人で協力して網ですくい、時間をかけてなんとか確保。
「こうやってやるんだよ」と留学生同士で教え合って内臓を取り、ニジマスを3枚におろしました。初めは不安気だった留学生も、回数を重ねていく毎に「上手にできたよ!」と話せるほどになっていました。3枚おろしにしたニジマスを一口大に切って揚げ、ニジマスのから揚げを完成させました。
ラーメンと味噌汁班は「今回の夕食は野菜が少ないから」と、ラーメンにのせる野菜炒めをたくさん作ることに。人参やキャベツのつまみ食いをしながら、たくさんの野菜を楽し気に切っていました。
大きな鍋やフライパンを火にかけるために、かまど作りも試行錯誤。
無事に2つのかまどに火を起こし、ラーメンや味噌汁をおいしく作ることができました。
おいしい夕ご飯を食べたら、使った道具の後片付け。
片付けが終われば、お茶タイムです。スモアや焼りんごを作り、焚き火を囲んで団欒を楽しみました。
歯を磨き、「おやすみなさい」をして、1日目終了。
翌日の朝食は、ウィンナーやパン、餅などを炭火で焼きながら、味噌汁と一緒に食べました。
ゆっくりと朝ごはんを食べたら、片付けもしっかりと。道具の片付け、ごみ拾い、テントの片付け、掃除をして、2日間のキャンプは終了です。
火を起こすことや飯盒でご飯を炊くこと、釣りや野外で調理をすること、テントを張って泊まることと、皆で協力し合って2日間を過ごし、これまでのキャンプ活動の経験を生かす機会となりました。