8/4 夏の体験キャンプ4日目(最終日)
最終日も天候に恵まれ、爽やかな夏の朝。
いつもよりも1時間早く起きたので、涼しい利賀の空気を感じながら最終日が始まりました。
朝食を食べたら、まずは荷物と部屋の片付けをし、その後「じゃがいもほり」「湧水と森の散策」の2グループに分かれて活動を行いました。
「じゃがいもほり」
センターから車で10分ほどいったところにある畑で、じゃがいもやカボチャなどの夏野菜収穫を行いました。
収穫した野菜は、カゴに詰めて車へと運搬します。
たくさんのじゃがいもやカボチャ、きゅうりを収穫することができました。
センターへ持ち帰ったじゃがいもをみた他のグループの子どもたちからは「すごい!こんなにたくさん穫れたんだ!!」と驚きの声が上がるほどでした。
「湧水と森の散策」
山村留学センターのある利賀村坂上地区の命の水「鴻の貴水(こうのきみず)」という湧水を求めて、車で出発。
途中で車を降りて森の中を散策しながら目的地を目指しました。
まずは目的地を地図で確認。
その後みんなで歩き始めました。
途中、葛の花を見つけると、「ファンタグレープの香りがする花。」ということで、いざ実験。
結果は、半々といったところでした。
「鴻の貴水」へ到着!最後の丸太橋を渡ります。
この湧水は、樹齢600年の桂と300年のサワグルミの木の根本から湧き出す昔から峠越えの際の重要な水飲み場だったそう。
桂の木の前に立つと「なんだか甘い匂いがする!」「綿菓子みたいなかんじ?」と早くも桂の木の特徴である香りを察知した子もちらほら。
水筒いっぱいに湧水を汲んで、草木などの自然に触れながら、センターまで歩いて帰りました。
どちらのグループも3泊4日の活動を充実した時間で締めくくることができたようです。
最後の昼食の後は、解散式。解散を目前に「あ〜まだ川に入りたいよ〜」とまだまだ元気一杯の子どもたち。
今回、新型コロナウイルスの感染が拡大している中での活動ということで、活動の変更や、生活の中でも黙食、黙浴といった制限が多い中での活動となりましたが、大きな怪我や病気もなく、無事に活動を終えることができました。
保護者の皆様にも今回の活動に際して、多大なご協力をいただきまして、ありがとうございます。
またいつか、皆さんと一緒に活動できる日を楽しみにしています。