金剛祭 / 親子活動(そば打ち、栃餅作り)

10月23日(土)

利賀小学校・中学校にて、金剛祭(学習発表会)が行われました。

金剛祭の準備が始まってから、センターに帰ってくると「発表の準備しないと…」「セリフ覚えなきゃ~!」と毎日のように呟いては、練習を積み重ねていました。

準備してきたことを堂々と発表する姿に、家族や地域の方から「活躍していたね」「良かったよ!」と声をかけてもらっている場面も。「本番上手にできた!」と嬉しそうに話している留学生もいました。

10月24日(日)

翌日は、今年度初めての親子活動。
久しぶりに家族で一緒に活動できる機会ということで、留学生も保護者の方も嬉しそうな表情をしていました。

活動は、栃餅作りとそば打ち体験の2班に分かれて行いました。

朝は、保護者の方も一緒にラジオ体操

〈そば打ち体験〉

「うまいもん館」へ行き、家族ごとにそば打ちを体験しました。

「こんな感じかな…?」と確認し合いながら、教えてもらった手順でそば打ちを開始。
子どもと交代しながら張り切って鉢に向かう保護者の方の姿もありました。

「こうやってやるんだよ」と時には実演を交えて指導を受け、「簡単そうにやっているけど、なかなかできないよな…」とプロの技に驚きながら、そば打ちを進めていきました。

どの家族も無事に上手なそばを完成させ、みんなの昼食にセンターへ持ち帰りました。

〈栃餅作り〉

栃餅作りは、4人の地域の方に教えに来ていただき、道具やもち米の準備から始めました。


「早くつきたい!」と子どもたち。

もち米を蒸しながら、栃餅の作り方について話を聞き、保護者の方も興味津々です。今回は、あく抜きを終えたいただきものの栃の実を使いましたが、「ここまでが大変なんだよ」「栃の実を水に浸して干して…」とあく抜きの大変さを教えてもらいました。

お米と栃の実が蒸しあがったら、いざお餅つきへ。

「よーいしょ!よーいしょ!」と周りから掛け声がかかる場面も。

地域の方に教わりながら、留学生や兄弟の子どもたちはもちろん、保護者の方も力強く餅をついていました。

きれいにつけたお餅をみんなで丸めました。
シンプルな栃餅にあんこの栃餅、きな粉餅と、数種類のお餅を用意して、昼食に備えました。

昼食は、体育館で皆で食べました。親子の会話に花を咲かせながら、手打ちそばや栃餅、豚汁などを味わっていました。

久しぶりの家族との再会に嬉しさが止まらなった留学生たち。その一方で、お別れのときには寂しさを感じ、涙を流す留学生も。
「次は収穫祭のときに会えるんだ…!」「収穫祭まで頑張ろう!」という意気込みのもと、1ヶ月後の収穫祭に向けて練習や準備を進めています。

前の記事

初めての演目披露

次の記事

焼き芋大会