稲刈り

9月27日(日)

5月の終わりに植えた苗が立派に育ち、いよいよ稲刈りの日を迎えました。

午前中には雨が降りましたが昼前には上がり、お日様が顔を出す天気の下、無事に行うことができました。
昔ながらの稲作を体験する活動の一環として、稲は鎌で手刈りしました。

まずは全員鎌を持ち、横一列に並び、ひとり3~4列刈っていきます。
「一発で切れた!」「一束ってこのぐらい…?」「もうすぐで一列終わるぞー!!」など話しながら、手を進めていました。

自分が担当する列が終わった中学生は、稲刈りから天日干しするための稲を束ねる作業に移ります。
前日に束ねる練習と束ねる藁の準備をして、当日に臨みました。「たくさんあって結ぶの大変だー!」と言いながらも、協力して進めていました。

刈った稲の半分ほどを束ね終えると、束ねる人と稲を干す「はざ」まで運ぶ人に分かれて作業。
「18束持てたぞー!」とたくさんの束を抱えて、楽しそうに運ぶ様子がありました。

刈る作業も終盤になってくると小学生も運ぶ作業に。みんなで協力して運びました。

みんなが運び出した稲を干す部隊。束を分けて、はざに掛けていきます。

今回は留学生だけでなく、何人もの方が応援に来てくださり、一緒に作業を行いました。
真剣に作業し、約3時間で稲刈りと天日干しの作業が終了。

稲刈りだけでなく、水の管理や見守りなど、地域の方に支えられている稲作の活動。
一緒に作業することで、そのありがたさも実感できる時間になったことと思います。

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