味噌仕込み

6月6日(日) 

地域の方に教わりながら、自分たちの味噌を仕込みました。
半年後から食べられるようになり、2年後まで、発酵・熟成させながら食べられるそうです。

11kgの煮た大豆を、味噌すり機を使ってすり潰します。大豆を入れる人、味噌すり機を回す人、詰まらないように箸で大豆を調整する人、出てきた大豆と塩を混ぜる人、とそれぞれの役割をみんなで交代しながら活動を進めました。「もっと大豆入れていいよ」「ちょっと入れるの待って、詰まりそう」と互いにアドバイスをし合って作業を進めました。

出てくる大豆を見て、「おー!すごい!!」「これだけでもおいしそう!」と興味津々の様子。

大豆を潰すのと同時進行で別の作業も。
味噌を仕込むための樽を洗ったり、固まっている塩麴を手でほぐし、大豆に混ぜやすくしたりしました。

小学生と中学生で交代しながら、それぞれ全ての作業を体験しました。小学生からも中学生からも、すり潰された大豆が出てきたときには、「おぉー!」と歓声が上がっていました。

すり潰した大豆と塩を混ぜたら、樽に入れてまとめ、この日の活動は終了。

6月7日(月)

翌日、麹を混ぜる作業を行いました。麹が熱に弱いため、煮汁が冷めるまで1日置いてから、麹を入れるそうです。

麹を入れては、こうづき(大きなへら)で混ぜます。
「トントン」と底につく音がするまで縦横に突いたり、斜めに入れて端の方まで混ぜました。「重いよぉ」と言いながらこうづきを突いていきます。この日も「混ぜたい人~?」「私、麹入れたい!」と留学生の中で声を掛け合って、作業を進めていました。

「自分たちの味噌食べられるかなぁ…」とずいぶん先になる味噌の完成を不安交じりで期待している留学生たちです。