じゃがいも植え・水資料館見学

5月4日(火) じゃがいも植え・畝立て

ホームステイ前に起こした畑に、じゃがいもの種芋を植え、苗を植えるための畝を立てました。
今回の作業は、多くの留学生が初めての体験です。連日の雨で土の状態が良くなかったこともあり、9時から12時半までかかる長い作業となりました。

40Lの堆肥を畑まで運んでいます。

畑に出て、じゃがいもの植え方と畝の立て方の説明を聞きます。

地域の方にいただいた種芋は半分に切り、切り口が腐らないよう燻炭をつけました。

畑に溝を掘り、等間隔に種芋を並べ、その間に肥料を入れて、土をかけるという流れでじゃがいもを植えていきます。溝を掘る人、種芋を並べる人とみんなで役割分担をして作業したので、あっという間に植え終わりました。

次は畝立てです。鍬で筋を作り、肥料を入れて畝を立てます。マルチを張ったら完成です。

真っ直ぐ畝を立てることに苦戦。修正を繰り返しました。

初めて使う平鍬や土の重さ、慣れない作業に「疲れたー!」「鍬代わってー!」という言葉が飛び交いはじめ、なかなか作業が続きません。手が止まってしまう人も…。

そんな中、中学生の一人がソーラン節を歌いはじめ、みんなで「どっこいしょどっこいしょ」「ソーランソーラン」と声を出しながら、一気に作業を進めた場面もありました。

休憩を取り、交代もしながら、なんとか作業を続け、午前中いっぱい使って畑作業を終わらせることができました。

今年育てるのはじゃがいもに加え、トマトやナス、かぼちゃ、きゅうり、オクラなどの夏野菜が中心です。自分たちで育てた野菜を食べること、育てる大変さと楽しさを知ることを通して、食べ物の大切さを学んでいきます。

5月5日(水) 庄川水資料館見学

翌日は雨天だったので、庄川水資料館の見学に行きました。
センターの脇を流れる利賀川を含む庄川の活用の歴史や、流域の人々の暮らしついて展示されている資料館です。

古くから木材の運搬を担った庄川の姿や、そこに生業をもった人々の暮らし、開発の歴史に至るまで様々な展示があり、留学生たちの興味関心が向かう先も様々。映像や音声資料を楽しんだほか、「ここがセンター?」とじっくり地図を眺めたり、「大変な仕事だったんだね」と模型や人形を覗き込んだり、「(川沿いに作られた)線路、残ってるなら行ってみたい!」と小さな目標を見つけたり、川にある歴史や文化をそれぞれに学びとっていました。

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