第4回収穫祭

11月16~17日、第4回収穫祭を行いました。

1日目、午前中は「感謝の式」。田畑で収穫した農作物を祭壇にお供えし、一年間の農作業を振り返りながら、自然の恵みに感謝しました。

式の後には、春から田んぼで育ててきたお米「山留米」を保護者に渡し、その新米で作ったおにぎりを食べました。

午後は発表の時間です。みんな、この日のために準備や練習を重ねてきました。いよいよその成果を発揮する時です。

まずは「子ども民謡保存会」の発表です。留学生を含めた利賀の小学生が『初午』『たろじ節』『炭焼きじいさのくどき唄』を披露しました。

続いて、これまで行ってきた個人体験の発表です。それぞれのテーマごとに「食に学ぶ」「ものづくり」「チャレンジ」の3グループに分かれます。成果物や使った道具を見せたり、身振り手振りを交えたりして、半年間の成果を発表しました。

個性あふれる発表に、来場してくださった方々からは感嘆や笑いの声が上がる場面も。また、各グループの発表後には来場者の方から質問や意見をいただき、今後の活動の幅を広げるきっかけを得ることができました。

休憩を挟み、続いて「心の収穫」を伝える時間。半年間の山村留学生活を振り返り、一人ずつスピーチしました。

最後は、日々練習に取り組んでいる太鼓や踊りなどの演目発表です。改善を重ね、自分たちの色になるように練習を続けてきました。控え室では、緊張しながらも笑顔で気合十分!

各演目、全員で体いっぱいに表現し、堂々と発表することができました。

夕方には、センターのある地区の公民館に移動し、懇親会に。受け入れ家庭の方を囲んで、来賓の皆様、保護者や修園生と語り合う時間になりました。

2日目は、留学生の保護者が企画した模擬店が並びます。「チーズフランク」「ベルギーワッフル」「ピザ」「コーヒー&クッキー」「射的」といった定番のお店から、「かしわ飯」「あんばやし」などのご当地メニューの出店、豪華景品を巡った「留学生ご当地クイズ」が催され、受け入れ家庭や地域の方々、学校の友達などたくさんの方にご来場いただき、賑やかな一日となりました。

修園生とその保護者にも手伝ってもらいました。写真はピザづくりの様子。

終盤には、昨日に引き続きステージで演目発表を行います。今日は修園生も加わり、大人数での発表を披露しました。

さらに、6月の通学合宿で一緒に練習した地元生も入り交じり、大迫力の発表を来場した方々にお見せすることができました。

こうして、二日間にわたる収穫祭の全日程を終えました。お祭りが終わり、練習の成果を出し切った達成感を得ながらもお疲れの様子。

地域の皆様はじめ、山村留学に関わるたくさんの人と交流し、成果を見てもらうことができた二日間でした。

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました!

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