第3回収穫祭
11月25~26日、南砺利賀みらい留学センターにて、第3回収穫祭を行いました。
1日目は感謝の式から。保護者や受け入れ家庭の方とともに、今季の農作業を振り返り、利賀の自然や日々いただいているものに感謝しました。
その後は新米でつくったおにぎりをいただきました。「やっぱりおいしいね!」と自分たちでつくったお米はひときわおいしく感じられたようでした。
午後はステージでの発表を行いました。様々な発表を通して、日々の成長や感謝を表現しました。初めは、地元の子ども民謡保存会に出演してもらい、留学中の小学生も一緒に「初午」「たろじ節」「炭焼きじいさのくどき唄」の3演目を披露しました。
そのあとは留学生の個人体験発表です。山歩きや様々な工作などなど、一人一人が興味関心をもって取り組んできた体験を発表しました。「烏骨鶏が歩きやすいように木の皮を貼り付けました」「計画性がなかったのでうまくいきませんでした」など、それぞれの工夫や苦労、考えたことなども自分たちの言葉で伝えました。
スピーチでは、この半年間で学んだことや気づいたことなど、それぞれの「心の収穫」を発表しました。自分のことを自分の言葉で伝えるのは難しいことですが、来てくださったたくさんの人に届くよう、皆堂々と伝えていました。
発表の最後は、日々取り組んでいる太鼓や民舞などの演目発表。今回は留学生の発案で、寸劇を交えたものとなりました。短い期間ではあったものの一生懸命練習した成果を、一部アドリブも交えながら協力してやりきりました。
思い切り表現することができたので、発表の終了後には「感動したよ!」「どのくらい練習したの?」とたくさんの温かい声をいただいていました。
2日目は地域の方に何か返せればということで、留学生の保護者が企画・準備をしてきた模擬店を行いました。受け入れ家庭をはじめ地域の方や、学校の友達、修園生などたくさんの方にご来場いただき、楽しいひとときとなりました。
写真は準備の様子…。
この日のステージ発表は修園生と一緒に行いました。大人数での発表を来てくださった方に披露できたほか、修園生からも「疲れたけど楽しかった!」「いろんな人に会えて来てよかった」と嬉しい声が上がりました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!
一大イベントが終わって達成感と共に疲れも少し見えた留学生ですが、修園まで利賀での学びの多い生活はまだまだ続きます。体調を整えながら、また一日ごと、たくさんの体験を続けていきます。