畑作業・デイキャンプ(小学生)
6月5日(土)
中学生は6月4日・5日と地区の陸上大会に参加しました。短期間での陸上の練習でしたが、目標の記録を超えようと大会で力を発揮してきたようです。
センターでは小学生のみの活動。
【畑作業】
午前中は育てている野菜の管理を行いました。
追肥に土寄せ、間引き、わき芽欠き、誘引の作業をしました。
「どこを取っていいの…?」と、わき芽や花などを取ることに不安になっていましたが、「えぃっ」と優しく取っていきました。
間隔の狭い二十日大根を間引き、間引いた分は昼食に添えていただきました。
「大きい!」と育っていることに嬉しそうな様子でした。
土寄せは前回の畑作業でも行ったので手慣れたもの。
「僕やるー!」と言って、着々と進めていました。非常に頼もしい姿です。
風で折れてしまったり、虫がついたりと、日々トラブルもある畑の野菜ですが、徐々に花や実が付きはじめて、「できてるー!」と歓声が。「はやく食べたいね!」と話していました。
畑作業がひと通り終わり、自由時間。「見てみて、私たちの畑!!」と畑の端を自分たちで耕し、マイ畑を作り始めました。
間引きした二十日大根やトウモロコシ、折れたトマトを植えて「また育つといいね」と優しい笑顔で野菜を見守っていました。
【デイキャンプ】
午後には初めてのデイキャンプ。夕食で食べるご飯を飯盒で炊きました。
説明を聞いたら、薪集めからスタートです。
まずは、異なる太さの枝をセンター周辺を歩き回り、集めました。
マッチぐらい、鉛筆ぐらい、親指ぐらい、腕ぐらいの太さが目安です。
見つけた良さそうな木を折って薪にします。なかなか折れずにひと苦労。
薪が集まれば、組んで炊く準備を。2つの班に分かれ、班ごとに工夫して薪を組み、かまどを作りました。飯盒炊さんの経験がある留学生を中心に「木を立てて、そこに飯盒をつるして、炊くぞー!」とやり方を決めていました。
「よし、火をつけるぞ!」と意気込んだものの、一瞬火がついてはすぐに消え、「なんで…」と悩みながら方法を考えます。
「僕が火を見ているから、拾ってきて」と役割を決めて、協力している姿もありました。
この日のデイキャンプでは中学生の夕飯も賄います。夕暮れが近づくと焦りの表情を浮かべる小学生。「このままでは中学生が食べれない、やばいー」と言いながら、必死に火を管理します。たくさんの枝や草を拾ってきては入れて、火が消えないように一生懸命でした。
センターで初めてのご飯を炊く活動でしたが、2つのグループとも上手に炊くことができ、芯も残らず焦げもないご飯が完成。
飯盒の蓋を開けて「おいしそうー!」と嬉しそうな表情でした。
「飯盒で炊いたご飯は独特の味がしておいしい!」と中学生も喜びながら、ご飯を食べていました。