原木切り出し・茅刈り
12月1日午後、冬の山仕事の体験として、原木切り出しを行いました。
まずはミーティングで、林業の歴史や木の切り方、危険さを学びます。
木がある場所に移動し、2チームに分かれました。チームごとに切り出す木を決め、作業開始です。
まずは、倒す方向を考えながら、のこぎりで切り込みを入れます。体力のいる作業ですが、寒い中身体が温まっていくため、「次代わって!」と積極的に交代しながら進めていきました。
次に、切込みの上方から斜めに切り進めていき、扇形にくり抜いて「口」を作ります。
綺麗な「口」ができました!
続いて、反対側から切り進めていき…
無事に倒すことができました。
倒れた原木の枝を、ナタや手斧を使って落としていきます。同時に、幹を1m程度の間隔で切り分けました。
生木の幹をのこぎりで切る作業に苦戦しましたが、みんなで協力しながら、切り落とすことができました。
切り分けた丸太を運ぶのもひと仕事です。「重い!」と叫びながら、雪道を滑らないように注意しながら運んでいきます。
この丸太は、来年度、キノコを植菌するのに利用する予定です!
センターに戻った後は、地域の一員としての仕事です。新年の左義長に使う茅を刈りました。稲刈りと同じ要領で刈り取り、束にしていきます。
刈り取った茅束は、年始に行われる左義長で使われます。
冬の仕事を体験した一日となりました。