利賀学舎運動会
5月25日(土)、利賀学舎初の運動会があり、利賀学舎の児童生徒として留学生も出席しました。地域の皆さんや保護者の方々が見守る中、赤団と白団、二つの団で競い合いました。
開会式と準備体操を終え、最初の競技は徒競走です。地域や保護者の皆さんも参加し、同じ順番の人たちと一緒に自分の目標スコアを超えられるように全力疾走します。みんな、自分の出せるフルスピードで駆け抜けていました。
競技走では、ハードル、ピンポン玉運び、借り物・借り人といった障害物をクリアしていきながらゴールを目指します。
借り物・借り人は、観ている皆さんを巻き込んでの大盛り上がりとなりました。「ポケットティッシュ」「ボールペン」「利賀出身のひと」「メガネをかけているひと」など、引いたお題を大きな声で呼びかけ、探します。中には「イス」を引き当てて、観客席のパイプ椅子を抱えてゴールする人もいました。
競技に出ていない人は、係の仕事があります。各種目の準備・片付けや放送席での実況・アナウンスなども行い、競い合い以外の場面でも全員が活躍していました。
綱引きや玉入れは、仲間と力を合わせ、相手との直接対決となります。特に玉入れでは、2得点となる小さなかごに入るかどうかで勝敗がひっくり返るため、大接戦になりました。
終盤の団対抗リレー。渡されたバトンを握りしめてグラウンドを走り抜け、次の人へと繋ぎます。この場にいた全員の注目を集めながら、一生懸命走る姿に熱い応援の声が響き渡ります。
最後は地域の民謡「むぎや節」を踊りました。子どもたちや先生方、そして大ベテランの地域の皆さんと一緒に、保護者や指導員も混ざって伝統ある踊りを楽しみました。
閉会式、競技の部では白団の優勝、応援の部では赤団が優秀賞となりました!
その後、解団式となり、団ごとに集まり健闘を称え合っていました。円陣を組んだり、胴上げをしたりして、みんな笑顔で運動会は終了しました。どの種目も、係の仕事や片付けまで、一人ひとりの出番や活躍がたっぷりで、参観に来た保護者や受け入れ家庭のお母さんお父さん、指導員も嬉しい一日でした。
明日は登山!体をたくさん動かす週末は、まだ始まったばかりです。