アルペンスキー活動④・他支部交流(2~3日目)
【八坂美麻学園との交流】
【1日目】2月11日
ほおのき平スキー場での活動を終え、安房峠を越えていざ長野県松本市へ。
八坂美麻学園(大町市)は山村留学を行う育てる会が運営する施設で、
松本市街地から車で1時間ほど北上した山村にあります。
他支部との交流は南砺利賀みらい留学では初めての試みでした。
留学生も車での道中、いよいよ始まる交流にドキドキ、わくわく!
そしていよいよセンターへ。
八坂美麻学園の留学生30人を前に子供たちも緊張の面持ち↓
しかしさすがの子供たち、あっという間に打ち解けて
班に分かれて食べた夕食もどの班も楽しそうでした。
夕食では八坂美麻は野沢菜漬け、利賀は赤カブ漬けと
自分たちで漬けたお漬物を持ち寄りそれぞれの土地の味を食べ比べました。
野沢菜漬けをとても気に入った留学生もいたようです。
夕食後はセンターの掃除も一緒に↓
利賀の留学生もここでのやり方を聞きながら積極的に掃除をしていました。
カメラを向けたらなぜかやらせ感満載の構図に、、、
(カメラを向けるまではちゃんと真面目に掃除していました笑)
そして夜にはお互いに練習している太鼓や民舞を発表し合いました。
まずは利賀の留学生の「むぎや節」
「豊年太鼓」
次に八坂美麻の「はねこ」「ぶち合わせ太鼓」
「三宅島気遣り太鼓」
子供たちも「迫力がすごい!」「同じ演目でも普段練習してるのと少し違う」などと
感想を口々に、お互いの発表を見ていました。
それぞれの発表の後は両学園みんなで、はねこと三宅島気遣り太鼓を行いました。
お互いに負けまいと精一杯の力で、いきいきと、そして楽しく、踊り、叩いて大盛り上がりとなりました。
「はねこ」
「三宅島気遣り太鼓」
↓育てる会代表 青木厚志さんの話を聞く両学園の子供たち
【2日目】2月12日
この日も快晴。朝日を眺めながらみんなでラジオ体操。
朝の集いではこの日向かうスキー場にも名前のついている鹿島槍ヶ岳の話を聞きました。
そしてこの日は合同でのスキー活動。鹿島槍スキー場へと向かいました。
普段のスキー場とはもちろん前日のスキー場ともまた違った雰囲気、自然環境のスキー場でスキーを楽しみました。
スキー場の上部での一枚↑
背景には仁科三湖の一つである青木湖が綺麗に見えました。
普段できないポールを使った練習もできて留学生も夢中に滑っていました。
スキー活動自体は各学園の班別での活動でしたがお昼のお弁当はみんなで↓
もうみんなすっかり仲良しです。
南砺利賀みらい留学では初めての試みとなった今回の他支部交流。帰りの車では子供たちからも「またこういう活動したい」「もっと他学園の子とも交流したい!」など声が聞かれました。同じ山村留学生活をしている子供同士ですがなかなか他の学園の留学生と交流する機会はありません。今回はお互いの発表を見たり、同じ境遇の留学生同士色々な話をしたり、また青木代表など普段話を聞く機会の少ない人の話を聞いたりする中で、良い刺激をたくさん得られたようです。