よもぎ餅大会/餃子づくり
5月15日(土)
留学生と、お手伝いに来てくださった地域の方や子どもたち合わせて約50名で、よもぎ餅大会を行いました。もち米15㎏(7臼分)を用意し、みんなで交代しながら餅をつきました。
まずは、蒸しあがったもち米とよもぎを潰す作業から。やり方は地域の方の中でも人それぞれですが、腰を入れ、体重をかけて満遍なく潰していく様子を、留学生も真剣に見ていました。
もち米の形が崩れ、潰し終わったら、いよいよ杵で餅をついていきます。きねの使い方や餅の返し方を教わり、留学生も餅つきに参加!
「力任せに振り下ろすのではなくて、杵を振り上げ、その重さで自然に落とす」
言葉では分かっていても、重い杵を持つとなかなかうまく扱うことができません。
餅をついたときに「ぺたん!」といういい音が出ると、周りから「上手!」「良い感じだ、頑張れ!」という声が。
杵で餅をつくだけでなく、餅を返す役割にも挑戦。
「うまくできない」と言いながらも、しっかり餅を掴み、中央に集めていました。
つきおわった餅を丸め、きな粉をまぶしたもの・あんこを詰めたもの、2種類のよもぎ餅を作りました。
村内に配布するため、よもぎ餅をパック詰めしたら完成です。
自分たちで作ったよもぎ餅と準備していただいた豚汁を昼食に食べました。
参加者みんなで味わった後は、各地区を回り、挨拶の意を込めてよもぎ餅を配りました。
「こんにちはー!今年から山村留学に来たものです。1年間よろしくお願いします!」と元気に挨拶をして、地域の方と交流しました。
よもぎ餅大会を無事に終え、この日は夕食の餃子もみんなで準備しました。
「餃子作るの苦手やから、全然うまく作れないー!」
「すごい!めっちゃ上手!!」
とお互いの様子を見ながら、次々に餃子を作ります。
この日作った餃子は約200個。
夕食では、一人10個ほど食べて、「おいしい!!」「お腹いっぱい!!」と満足そうな表情をしていました。