12/27 冬の体験キャンプ3日目
今日の朝の集いは、晴れ間が見える空のもとで行いました。
気温は-2℃でしたが、「あれ、意外とあったかい」と気温と体感温度との差に驚いていました。
今日の指導員からのお話はその「気温」についてでした。
朝食の後は、山村地域である利賀村の暮らし体験ということで、4軒のご家庭にお世話になり、一日活動を行いました。各家庭では、利賀村の文化や食を味わいました。また、センターとは違うフィールドでの雪遊びも楽しむことができました。
こちらのお宅では、ハンターであるお父さんから猟のお話を聞きました。また、五平餅と岩魚を焼いて食べ、お父さんが作った熊肉の汁物も味わいました。
こちらのお宅では、みんなで繭玉づくり。また、お餅をついて、きな粉餅にして食べました。トランプやおはじき、囲碁、外に出て雪遊びもしました。
こちらのお宅では、五平餅づくりや雪洞づくりなどこの家庭のお孫さんたちと一緒に活動しました。一人ひとつ繭玉づくりもしました。
こちらのお宅では、しめ縄の作り方を教わりました。お昼ごはんを一緒に作ったり、薪ストーブに入れる薪の組み方を教わったりもしました。
夕方にはセンターに帰園。全員帰ってきたところで、「○○家では…」と各家庭でやらせてもらったことや食べたものを紹介し合いました。
夕食後は、南砺利賀みらい留学センターで行っている長期山村留学の紹介ビデオを鑑賞した後、外に出て、キャンドルナイトを行いました。一人ひとつキャンドルを持ち、手で雪の壁に穴を開けて、キャンドルを設置。順々に点火していき、みんなでゆっくり眺めました。
またその途中「星きれい!」という声が上がり、みんなで星空観察も行いました。
雪だけでなく曇りや晴れといった様々な天気を味わうことができた3日間となりました。
いよいよ明日は最終日。帰る準備と使ってきたセンターの掃除を頑張った後、最後の活動である相倉合掌造り集落の見学を行います。