週末活動に参加しました

6月25日(土)・26日(日)

週末活動に参加する南砺市の小学生と一緒に活動をしました。
1日目は大きく2つの班に分かれ、釣りと木の実採取の活動を行いました。

釣り班では、まずは、講師の方(地元の釣り名人)から仕掛けの付け方や竿の伸ばし方を教わり、実際に扱いながら覚えていきました。
ひと通り確認できたところで、川へ移動。釣り方のコツやエサの付け方を教わり、釣りをスタート。

講師の方が説明の中で「こうやって釣るんだよ」と、実際に魚を釣るところを見せてくださいました。
あっという間に釣ってしまった姿に「すごい!」とみんな感動の様子。

大漁というわけにはいきませんでしたが、みんなじわじわと魚を釣りあげ、何とか一人一匹以上釣ることができました。
釣れたときは「やったー!」と嬉しそうに魚を持ってきました。

魚釣りを終えると、その場で下処理に移りました。
慣れておらず、苦戦しながらでしたが、無事に内臓を取り出し、三枚におろせました。

自分たちで釣った魚は自分たちで調理し、ムニエルとフライにして夕食にいただきました。

木の実採取班では、桑の実がありそうな場所を狙って、移動しながら桑の実を取っていきました。
しかし、赤い桑の実が多く、ジャムにするのにちょうどよい実を見つけるのに苦戦しましたが、移動しながら「今、実あった!」と見つけてはその場で採取して、一定量を確保できました。

藪の中や斜面を登って、桑の実を採取しました。

採った桑の実は夕食作りの時間に煮詰めて、ジャムにしてクラッカーに挟みました。
他の担当になった子どもたちは、麻婆豆腐とニンジンのグラッセ作りに分かれて取り掛かり、ニジマスのムニエルとフライと一緒に、夕食に食べました。

2日目は、1日目の魚釣り班と木の実採取班を入れ替えて、午前中活動しました。

採取班は、桑の実だけでなくグミの実も充分に確保。

釣り班は、残念ながら、釣れる子は釣れ釣れない子は釣れず、という結果に(釣れた子はなんと8匹も釣りあげていました)。
粘っても釣れなかった子どもたちは泣く泣く生け簀で飼っているニジマスを釣って、渋々一人一匹以上を確保。
その後は、串焼きにするために、手分けして内臓を取り出し、串を刺して焼く準備をしました。

焼き上がるところを見守りながら、できたものから配膳していき、昼食に丸々1匹を贅沢にいただきました。

木の実採取班は、採取した後、ジャム作りとホットケーキ作りに分かれ調理。
グミの実も添えて、おやつにみんなで食べました。

木の実の採取やジャム作り、魚釣りと普段の活動ではあまりやらなかったことをこの2日間で体験することできました。
実のなる木や魚釣りができる川がセンターの近くにあるので、そのフィールドをもっと生かして生活していきたいと思います。

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